リップアートとは?

医療アートメイクとは、皮膚の表皮層から1番薄い部分に、専用の極細針を用いて人体に安全な顔料を刺入/着色する施術のことをいいます。皮膚の浅い層までしか色素を注入しないため数年で色が薄くなります。そのため一度の施術では完全に色素をいれきることができないため最低2回の施術が必要となります。唇の状態や実際の定着した状態に応じて2回目以降で使用する色素や入れ方を選定します。
一度皮膚に色素を入れるとその持ちは年単位で保たれます。(個人の肌質や生活習慣によって差があります)染色後、一定時間が経過すると色調が徐々に 薄くなっていきますが、色素の補充や修正により再現することが可能です。
りた歯科で提供する
リップアートの施術内容

歯科医院ならではの
リップアートメイクの強み
リップアートメイクは、唇の血色が悪い方でも自然な色味に整えることができ、顔全体の印象を明るく見せる効果があります。皮膚の表面下に染料を入れるため、汗や水で色落ちせず、メイク直しの手間が省けるのも大きな魅力です。また、ノーメイクの状態でも肌になじむ自然なカラーを施すことで、健康的で美しい唇を保ち、自信を持てるようになります。
りた歯科では、お口元全体の美しさと健康を考慮したリップアートメイクを提供しています。歯科医師ならではの専門知識を活かし、患者様一人ひとりに最適なプランを提案いたします。美しいリップと口元のバランスを求める方は、ぜひりた歯科にご相談ください。
リップアートメイクの施術時に
気をつけたいポイント
リップは痛みを感じやすい部位です
唇は表皮が非常に薄く、粘膜がすぐ下にあるため、刺激に対して敏感です。また、眉毛と違って普段から刺激を受ける機会が少ないため、痛みを感じやすい傾向にあります。施術中の痛みが心配な方には、麻酔クリームなどの対処法を取り入れていますのでご安心ください。
施術後の腫れと
ダウンタイムについて
唇は腫れやすい部位のため、施術後はほとんどの方が「タラコ唇」のような腫れを感じます。腫れが引くまでには1週間程度のダウンタイムが必要となるため、予定を考慮して施術日を選びましょう。また、施術後はマスクの着用をおすすめします。リップに当たりにくい立体的なマスクを事前に用意すると便利です。
リップアートのメリットと注意点

メリット
- 唇の色の改善
- 年齢による色ムラを修正できる
- 唇の色が整い、
口紅の色の発色が良くなる - メイクが落ちても
綺麗な唇の色を維持できる
注意点
-
色を改善する施術のため
形の形成はできない 唇はもともと左右対称ではありません。
左右差を無くすことはできません。 -
好みの色になるまで回数がかかる
(最低2回) -
口紅を塗ったような色に仕上げると
色を変えることが難しい - 色を除去しにくい
施術の流れ
1カウンセリングとデザイン
施術前には、まずカウンセリングを行い、お悩みやご希望をしっかり伺います。
カウンセリング後、記録用にお写真を撮影します。その後、アートメイクのデザインを決定するプロセスに進みます。施術者がリップメイクを行い、鏡を使いながら患者様と一緒にデザインを確認・調整していきます。
色や輪郭について具体的なご要望があれば、この段階でお気軽にお伝えください。納得のいくデザインが確定した後、施術を
します。
2施術開始
デザインが確定したら、施術に向けて麻酔を行います。基本的には塗布麻酔を使用しますが、リップのアートメイクは特に痛みを感じやすい部位のため、無痛で施術を受けられる注射麻酔をおすすめしています。
施術自体は他の部位と同様に進められ、所要時間は約1時間程度です。痛みを最小限に抑えた施術で、安心して受けていただけます。
3アフターケア指導
施術が終わった後は、リップを保護するために保湿薬を塗布します。施術後1週間ほどは、こまめに保湿を行うことが重要です。1日に数回、保湿薬をリップに塗ることで、乾燥やトラブルを防ぎます。
また、施術後1週間はリップへの刺激を避けるため、熱いものや辛いものの摂取を控えてください。適切なケアを行うことで、より美しい仕上がりを保つことができます。
施術前・施術後の
注意事項

施術を受ける前のお願い
保湿ケアを絶対にお願いします
ご予約確定後、保湿ケアを徹底してください。スクラブ・ティントリップは1週間前に終了してください。
保湿ケアでアートメイクの残り具合が左右されます。乾燥による皮むけがある場合は色ムラの原因となり、痛みも強くなります。また乾燥がひどい場合はお断りする場合もございます。
※アトピーリップやコンディションが悪い場合はお断りすることがあります。
※唇のヒアルロン酸注入後は最低1か月はお控えいただいております。
※過去にヘルペスができたことある方はアートメイク刺激で発症する可能性があるためお薬を処方いたします。
施術後のダウンタイムについて
ダウンタイムは5~7日程度保湿ケア・清潔に保つ・唇の摩擦を避ける事がとても大切です。
ダウンタイム中はできるだけ触らないようにしてください。かさぶたを自分ではがすと色を落とすことになってしまいます。
- 当日はぬるま湯で洗顔してください
(唇を避ければクレンジング可です) - 1週間後より口紅、クレンジング使用可
- 腫れが出ますが2~48時間で消滅します
- 施術直後から3日程度は
色が濃く発色します - 2~5日ほど皮むけします
※ダウンタイム中は色の変化が大きく、色が無くなったように感じる時期があります。不安な時期もあると思いますが定着は1ヶ月~2ヶ月後です。
施術を受けた後のお願い
11週間避けること
- 激しい運動、大量の飲酒、
半身浴等代謝の上がる行動 - リップメイク
- 日焼け
- 唇に擦れるような食事
※飲み物はストローで飲んでください
224時間食事で気をつけること
- 生ものは感染源となります
- 辛い物、熱い物等、
刺激物はピリピリと痛みます - 色の濃い食べ物は
色移りの原因となります
31ヶ月避けること
- 唇のオイルクレンジング
(ジェルやミルクは
1週間後から使用できます) - ピーリング、レーザー等、
肌の代謝が上がる美顔施術全般
色の定着について
3日目くらいから皮が剥けて施術直後の発色は弱くなります。染色された色素は、時間経過により変色・退色していきますが、完全に消えて無くなることはありません。初回の施術の場合、色素の安定/持続させるためには、45日前後の期間を空け、最低2~3回の施術を繰り返すことを推奨しています。
(皮膚の代謝や色素の定着には個人差があります。)